
酔った勢いで妻に送ったメッセージが「実家に帰ります」という返信に変わった夜、俺が失いかけていたもの
ライフスタイル
翌朝の電話
「冗談だった」と言いましたが、「母さんに言われて、つい」と続けようとしたところで言葉が詰まりました。妻の声が落ち着いていて、言い訳が続きませんでした。
「義母に言われたことを、深夜に私へ転送する夫って、どういう立場なんだろうね」。その一言に、返す言葉がありませんでした。俺は妻の気持ちより母の顔色を優先した。それも酔った深夜に、一方的に。自分が何をしたかをようやく理解しました。
そして…
電話を切った後、母に連絡しました。「妻は仕事を続ける。これは俺たちふたりで決めたことだから」。母は黙り込んで、最後に「そう」とだけ言いました。初めて、自分の口で言えた気がしました。
妻はそれ以来、あの夜の話をしません。怒っていないわけではないと思います。ただ、俺が動いたのを見ていた。言葉ではなく行動でしか、あの深夜のメッセージは取り消せません。それが今の俺にできる唯一のことです。
(30代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)

























