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    後輩への頼み事を茶化せなかった俺が、敬語に込めていたもの

    ライフスタイル

    短い返信と、告げた用件

    届いたのは「どうしたんですか?何かありましたか?」という1通でした。心配させたことに気づきながら、俺は「急ぎではないので、ご都合の良いときで大丈夫です」と、また敬語で返してしまいました。切り出す踏ん切りがつかないまま迎えた翌日、「今なら大丈夫です。相談ってなんですか?」と後輩のほうから促してくれました。その1通に背中を押されて、俺はようやく用件を送りました。「来月から大阪に異動することになりました。今担当している案件を、あなたに任せたいと考えています」。しばらくして返ってきたのは、「敬語、やめてください。いつもの先輩に戻ってください」という一言でした。

    そして...

    俺は「ちゃんと頼みたかったんだ。いつもの調子で送ったら、冗談だと思われそうで」と返しました。敬語に込めたのは、案件の重さと、それを託せる相手だという信頼でした。それが伝わったのなら、もう敬語を使う必要はありません。次の文面は、不思議と普段どおりに打てました。今は引き継ぎ資料の1枚目を作りながら、質問攻めにされる日を待っています。

    (30代男性・営業職)

    本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

    (ハウコレ編集部)

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