
「事務の子とじゃ釣り合わない」婚活で女性を見下した俺→彼女の職場で"頭を下げる"ことになった話
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婚活パーティーで連絡先を交換した翌日、私は彼女に最低なLINEを送りました。あのとき自分がどれほど愚かだったか、思い知らされるのに半年もかかりませんでした。これは32歳の会社員の私が体験したお話です。
パーティーの翌日に送ったLINE
婚活パーティーで隣の席になった女性は、穏やかで話しやすい方でした。でも職業を聞いたとき「事務系の仕事をしています」という答えに、正直ピンとこなかった。当時の僕は年収1000万を超えたばかりで、完全に天狗になっていたのです。
翌日、女性から「昨日は楽しかったです。よかったらまたお話しませんか?」とLINEが届きました。悪いと思いつつも、変に期待させる方が残酷だと自分に言い訳して、こう返しました。
「正直に言うと、俺は年収1000万超えてるし、君みたいな"事務の子"とじゃ釣り合わないかな。お互い時間の無駄になる前に言っておくね」
「そうですか。お元気で」。それきりブロックされました。当然です。でもあの頃の私は「はっきり言ってあげた自分は誠実だ」とすら思っていました。今振り返ると、吐き気がします。
会議室で凍りついた日
半年後、私の部署は数字が壊滅的でした。上から「外部にコスト管理のコンサルを入れる」と告げられ、藁にもすがる思いで初回の打ち合わせに臨みました。
会議室のドアを開けた瞬間、血の気が引きました。こちらに名刺を差し出しているのは、あの女性だったのです。
彼女は完璧な笑顔で「本日はよろしくお願いいたします」と言いました。声は微塵も震えていない。一方の私は、名刺を受け取る手が情けないほど震えていました。
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"事務の子"の実力

























