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「降りろ」と言って彼女を道路脇に置き去りにした俺→帰宅した玄関に立っていた「母の姿」に血の気が引いた

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あの日の自分の行動は、どう考えても最低でした。言い訳なんてできない。それでも、あのときの自分が何を抱えていたのかを、ここに記しておきたいと思います。

溜まっていたもの

転職活動が、半年近くうまくいっていませんでした。彼女には「仕事は順調」と話しており、本当のことは言えていませんでした。自信をなくしていて、何か言われるたびに過剰に反応してしまっていた時期です。

あの日のドライブも、最初は楽しかった。彼女と話していると、少し気持ちが軽くなれる気がしていました。でも「最近、将来のこととかどう考えてる?」というひと言で、頭の中が真っ白になりました。「答えられない自分」を突きつけられたような気がして、視野が急に狭くなっていきました。

止まれなかった

路肩に車を止めたとき、自分でも何をしようとしているのかわかっていませんでした。「お前ここで降りろ」と言った瞬間、彼女が笑いながら「え、何で?」と返してきて、その顔を見たとき、ようやく自分が何を言ったのか気がつきました。でも止まれなかった。もう一度「降りろって言ってる」と繰り返した自分の声が、今でも耳に残っています。

アクセルを踏んだのは、あの場にいるのが怖かったからだと思います。走りながら、何をやっているんだと何度も思いました。

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玄関に立っていた母
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