
退職日に「いなくなっても誰も困らない」と言われた私。翌月届いた電話の内容
コラム
長年勤めた職場を去る日。最後の挨拶回りをしていた私に、元上司が放った一言がありました。その言葉を胸にしまいながら職場を後にした私でしたが、翌月、思いがけない電話を受けることになったのです。
退職日、元上司からの言葉
退職の日、私はお世話になった方々へ挨拶回りをしていました。感謝の言葉を伝え、握手を交わし、少し寂しさを感じながらも前を向こうとしていた矢先のこと。
元上司のもとへ伺うと、返ってきたのは意外な言葉でした。「君がいなくなっても、誰も困らないよ」。耳を疑いました。けれど私は何も言い返さず、笑顔を作ってその場を去ったのです。悔しさを飲み込みながら、職場を後にしました。
私が一人で担っていたこと
実は、私には一人で回していた業務がいくつかありました。細かな手順やノウハウは、ほとんど私の頭の中にあるような状態。引き継ぎ資料を作る時間も十分には取れず、後任の方にはできる限りの説明をして去るしかありませんでした。
それでも「誰も困らない」と言われたことが、胸に小さなトゲのように残っていたのです。自分の仕事は、本当に誰の役にも立っていなかったのだろうか。そんな思いが、退職後も時折よぎることがありました。
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翌月、届いた一本の電話
























