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大好きな夫に「結婚してよかったと思ったことない」と言ってしまった私→離婚届の日に夫が見つけたもの

コラム

日記に、すべてを書いた

声に出せない分、ノートに書き続けた。毎晩、今日言ってしまったこと、本当は伝えたかったこと、夫への気持ち。

「今日もひどいことを言ってしまった。本当は世界一好きなのに、なんで傷つけることしか言えないんだろう」

同じような言葉が、何十ページにも重なっていく。夫が離婚届を取りに行ったと気づいたとき、もう自分には止める資格がないように思えた。それでも最後だけは、届いてほしくて。

ノートの一番後ろのページに、一行だけ書き残した。「お願い、この日記を見つけて」

そして...

その日の夕方、帰宅すると夫が玄関に立っていた。手に、破かれた離婚届と私のノートを持って。何も言えなかった。涙だけが先に出る。夫は「一緒に病院に行こう」とだけ言った。

責めるでも、怒るでもなく、ただそれだけ。翌週、二人で受診した。産後のホルモンバランスによる影響だと医師から説明を受けたとき、長い間こわばっていた何かが、少しほどけていく気がした。

すべてが元通りになるには、きっとまだ時間がかかる。それでも夫はあの日記を破かずに、私のそばにいることを選んでくれた。それだけで、また前を向けると思えた。

(30代女性・主婦)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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