
「正月は俺の実家だけでいい」と夫に言われて、私が「そうだね」と返すしかなかった
コラム
姉が送った一通
12月の初めでした。お見舞いに来る予定だった姉が、間違えて夫のメッセージに送信してきました。「お見舞いの日、一緒に行けそう?」という短い文と、すぐ後の「ごめん、間違えた」という訂正。夫がその画面を持って来て、「これ、俺に来たけど…お母さん、入院してたの?」と言いました。
「ごめん、言えなかった」それだけ言うと、それ以上声が出なくなりました。10月からずっと一人で抱えていたものが、一気にほどけていくような感覚でした。
そして...
夫は「一人で行かせてごめん」と、深く頭を下げました。私は「ごめんね、言えなくて」と返すのが精一杯でした。謝ってほしかったわけじゃない。ただ、知っていてほしかっただけ。なのに涙が止まりませんでした。私こそ早く話せばよかった。あの「そうだね」のひと言の裏に何があったか、もっと早く打ち明けていれば、あんなに一人で通わなくて済んだはずなのに。
(30代女性・専業主婦)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























