
彼女の「返信遅くてごめんね」に隠れていた本音。気づいていたのに言えなかった俺が、口を開いた夜のこと
コラム
彼女からのメッセージには、いつも最後に「返信遅くてごめんね」がついていました。最初は気にしていなかったその一言が、少しずつ俺の中で引っかかり始めた理由があります。
気づいたのは2ヶ月目
付き合い始めて間もない頃、ふと気づいたことがあります。俺がメッセージを送ると、既読がつくのはだいたい3分以内。でも返信が届くのは30分から1時間後。そして毎回、「返信遅くてごめんね」がついている。
最初は忙しいんだろうなと思っていました。でも既読がつくスピードと返信のタイムラグが、あまりにも毎回同じだと気づいたとき、ああそういうことか、と腑に落ちました。
「ごめんね」が引っかかる理由
わかってからも、しばらくは何も言いませんでした。彼女なりの理由があるんだろうし、わざわざ指摘するのも野暮だと思ったからです。
でも5ヶ月経った頃、あの「返信遅くてごめんね」が少しずつ胸に引っかかるようになりました。遅いことが嫌なんじゃない。俺に対して本当の反応速度を隠していることが、寂しかった。素のままの自分を見せてもらえていない気がして、その距離感が地味に刺さっていたのです。
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口を開いた夜


























