
「なんで最近ハートつけないの?」と聞いた私に、彼が返した「別に」の2文字が寂しかった
コラム
毎晩届くメッセージの最後についていた、小さな「♡」。あるときそれが消えていることに気づいて、ざわつき始めました。
いつもあった記号
付き合って1年。寝る前にメッセージを送り合うのが、私たちの日課でした。
「おやすみ♡」
彼のメッセージの最後にはいつも小さなハートがついていて、それを見るたびに、ちゃんと好きでいてくれているんだなと安心していたのです。
異変に気づいたのは2週間ほど前のこと。いつもなら「おやすみ♡」のはずが、「おやすみ」だけ届きました。翌日も、その翌日も同じ。たった一つの記号がなくなっただけなのに、こんなにも大きな意味を持つなんて。
友人の一言
気になって、職場の友人にそれとなく相談してみました。
「興味が薄れてきたサインじゃない?」笑い飛ばしたかったのに、うまく笑えませんでした。
帰り道、彼との過去のやりとりを遡って読み返しました。3ヶ月前は毎回ハートがあった。2ヶ月前から、ときどき抜けるようになった。そして今は、ひとつもない。変化のグラデーションに気づいてしまうと、胸の奥がきゅっと締まるようでした。
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拍子抜けした夜

























