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飲み会のつもりで家を出た俺が、ゲームセンターにいた理由を彼女は聞いてくれなかった

コラム

伝わらなかった温度

「え?ああ、途中で場所変わったんだよ」と返すと、「飲み会って言ったよね」と来ました。「飲み会のあと移動しただけだけど」と説明したつもりが、彼女は「それなら最初からそう言ってよ」と引きません。

なぜそこまで気にするのかがわからず、つい「いちいち報告しなきゃダメ?」と送ってしまいました。後輩の前でスマホを打ち続けるのも気が引けて、それ以上は何も返せませんでした。

そして...

帰りの電車でやりとりを読み返しました。俺は嘘をついたつもりはない。飲み会が早々に終わってゲームセンターに寄っただけのことを、なぜ逐一報告しなければいけないのか。けれどホームに降りたとき、ふと思い出したのです。

以前、彼女が「知らないことがあると不安になるんだよね」と話していたこと。あのとき俺は「心配性だな」と笑って流しました。彼女が求めていたのは報告じゃなく安心だったのかもしれません。それに気づいたのに、「ごめん」の3文字がどうしても打てないまま、家の前に着いてしまいました。

(20代男性・営業職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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