
「既読スルーの天才だよね」と送ったら翌日、彼がトークに打ってきた一文で私が黙った
コラム
付き合って2年。メッセージを送れば既読はつく。でも返信は来ない。そんな毎日に限界が来て放った一言が、翌日、思わぬ形で返ってきました。
既読だけが積み重なる日々
彼はメッセージを読むのだけは早い人でした。送ればすぐに既読がつく。でも返事は来ない。30分、1時間、翌朝になっても画面はそのままです。
「忙しいなら、一言だけでいいから」と伝えたことがあります。彼は少し困った顔をして「読んでるよ」とだけ答えました。
読んでくれているのはわかっています。でも、それだけでは足りないときがあるのです。友人に相談すると「既読つくならまだいいよ」と笑われました。たしかにそうかもしれません。でも既読という二文字は、返信の代わりにはなりませんでした。
指が勝手に打った一言
ある水曜の夜、仕事帰りに「今日疲れたなあ」と送りました。既読。沈黙。いつも通りの流れです。その3時間後、彼がSNSに写真を投稿しているのを見つけました。
友人との食事の様子に、楽しそうなコメントが添えてあります。SNSには書けるんだ。返事をする余裕がないわけじゃないんだ。指先が冷たくなりました。気づけば画面にこう打っていました。
「既読スルーの天才だよね」送信ボタンを押してから少しだけ後悔しました。でも、取り消す気にはなれませんでした。
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翌日、届いた一文

























