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「今日残業」とメッセージを送ってきた彼に「お疲れさま、何時に終わる?」と返した夜、既読のまま朝を迎えた話

コラム

「上司に呼び出されて」

「ごめん、昨日急に上司に呼び出されて飲みに連れていかれて、終電逃して上司の家に泊まった。スマホに触れる状況じゃなかった」画面を見つめたまま、その上司の名前は知っています。前に彼が「奥さんに厳しく言われてて、平日は絶対に飲みに行かない人なんだよ」と笑いながら話していた、あの人です。返信を打つ指は、ゆっくりと動きました。「そっか、お疲れさま」。それだけ送って、スマホを伏せました。

そして…

問い詰めることもできたはずです。「平日は飲まない人じゃなかった?」と一言聞けば、それで終わる話でした。それなのに、私は聞けませんでした。聞けば返ってくる答えが、もう想像できてしまったから。それを彼の口から聞いてしまったら、本当に何かが終わってしまうから。嘘をつかれたという事実より、私に嘘をつかなければならない夜があった、そのことのほうが胸の奥に重く残りました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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