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「お疲れさま、何時に終わる?」のメッセージに返信できなかった夜、俺は3年ぶりに元カノとカフェにいた

コラム

「何もしてません。」それなのに、メッセージに返信できなかった。もう取り返しがつかないと自分でわかってしまったのです。

3年ぶりのDM

週の初め、SNSのDMが一通届いていました。3年前に別れた元カノからでした。「一度だけ会えないかな。謝りたいことがあって」。別れ方はあまりよくありませんでした。お互いに責め合って、最後はメッセージのやりとりだけで終わらせた関係です。今さら何を、と思う気持ちと、何だろう、と気になる気持ちが、半分ずつありました。

一日悩んで、会うことに決めました。「会うだけだ、やましいことは何もない」と、自分に何度も言い聞かせていました。そして彼女には「今日残業、ごめん」と、いつも通りの調子でメッセージを送ったのです。

「お疲れさま」が光った瞬間

カフェに入って30分ほど経った頃、ポケットの中でスマホが震えました。「お疲れさま、何時に終わる?」と彼女から連絡がありました。でも「もうすぐ終わる」と打って消しました。その後も「あと1時間くらい」と打って消しました。どんな言葉を選んでも嘘になることに変わりはなくて、結局スマホをそのまま伏せました。目の前の元カノは、コーヒーカップを両手で包んで、3年前の話を少しずつ始めていました。

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