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彼女から「もう連絡しないで」が届いた夜、すぐ「了解」と返した僕に、3分後の「嘘」が突き刺さった

コラム

僕は付き合って1年半になる彼女がいます。新規プロジェクトに入って2カ月、終電帰りが続いて、彼女へのメッセージは「家でちゃんと返そう」と先延ばしにする日々でした。けれどある夜、彼女から届いた短いメッセージが、僕の甘さをはっきりと突きつけてきたのです。

「あとで返そう」が積もった3週間

新規プロジェクトに入ってからの僕は、余裕がなくなっていました。朝の通勤中にスマホを見ると、彼女からのおはようメッセージが届いています。「ありがとう、頑張ってね」と返したいのに、電車を降りた瞬間にもう仕事の頭に切り替わってしまうのです。

夜の「お疲れさま」にも、読むだけ読んで、返事は家でと思っていました。けれど家に着くのは終電。風呂に入って気づくと寝落ちしている。そんな夜が3週間続いていました。彼女には、後でまとめて返せば伝わるはず。そう思い込んでいた自分のことを、今でも信じられません。

画面に並んだ二つの言葉

夜の7時半。会議が長引き、コーヒーをすすりながら開いたスマホに彼女からのメッセージが届いていました。

「もう連絡しないで」

僕は画面を見つめたまま、しばらく動けませんでした。最初に頭をよぎったのは「ああ、本当に怒らせた」という感覚と、「ここまで来てたんだ」という遅すぎる理解です。仕事で頭が回っていなかった僕は、引き止め方も、謝り方も、何ひとつ言葉にできませんでした。

ただ、彼女の言葉を踏みにじりたくない、という気持ちだけがありました。後で長文を打って言い訳するのは違うと思った。だから僕は「了解」と返したのです。あなたの言葉を真っ直ぐ受け取りました、という意味のつもりで。

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