
「遠くなるの?」「近くなる」と続いた一週間に振り回された僕が、最後に照れた話
コラム
彼女から届いた「来週引っ越すんだ」のメッセージに動揺した僕。「遠くなるの?」と返した先で、想像もしていなかった引っ越し先を知った話です。
彼女からの「来週引っ越すんだ」
夜の9時を過ぎた頃。仕事から帰って、ソファに座って一息ついたタイミングで、彼女からメッセージが届きました。
「来週引っ越すんだ」
彼女から事前に相談された記憶はありません。確かに今のマンションの更新時期だとは聞いていましたが、こんなに急な話だとは思っていませんでした。仕事の都合かもしれない。実家に戻ることになったのかもしれない。いろいろな可能性が頭に浮かんできました。
「近くなる」「秘密」に振り回された一週間
僕はすぐに「遠くなるの?」と送りました。気持ちが先走って、確認するような短い文になってしまいました。返ってきたのは「近くなる」のひとこと。
近くなる、とはどういう意味だろう。今でも電車で1時間の距離なのに、近くなるってどのくらい?5分?10分?それとも、もっと?
「どこ」と尋ねると、返ってきたのは「秘密」のひとことでした。普段は何でも話してくれる彼女が、なぜか今夜は教えてくれない。
「教えて」「気になるんだけど」とメッセージを重ねましたが、彼女からは笑顔の絵文字だけが返ってきました。引っ越し日は来週。それまでにきっと聞き出せる、そう思っていたのですが、結局その日まで彼女は答えてくれませんでした。
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駅で渡されたメモの住所























