
彼女が覚えていない何気ない一言が、落ち込んでいた僕を救っていた
コラム
打ち明けられないままの理由
彼女に「あれに、すごく助けられたんだ」と伝えたとき、「何かあったの?」と心配そうに聞かれました。けれど僕は「いや、いつか話すよ」とはぐらかしてしまったのです。あんなに軽い気持ちで送られた一言に、自分がどれだけ救われたか。それを真剣に打ち明けたら、彼女に重たいと思わせてしまう気がしました。
たわいないやりとりのままでいてほしい、という気持ちもあったのだと思います。だから僕は、いまもその理由を心の内にしまっています。
そして...
落ち込んでいるときも、調子に乗っているときも、彼女はいつもと同じ調子で声をかけてくれます。その変わらなさに、僕は何度も助けられてきました。あのときの一言を一番に選んだのは、きっと一生変わらないと思います。いつか、ちゃんとお礼を言える日が来たら、あの頃の話も聞かせたい。それまでは、僕が彼女にとっての変わらない相手でいられるように、これからも隣で笑っていようと思います。
(20代男性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























