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彼との共有リストにあった『言わないこと』のメモ。問い詰めた私が知った本当の理由

コラム

思い切って尋ねた答え

彼が帰ってきてから、私は思い切ってスマホの画面を見せました。「ねえ、この『言わないこと』って、何?」。問い詰めるような口調になっていたと思います。彼は気まずそうに目をそらし、それからぽつりと、「君を、責めたくなかったんだ」と言いました。続けて、「言わないでいれば、ケンカにならないと思ってた」と打ち明けたのです。リストにあったのは、私への不満や、口に出せずにいた心配ごとでした。皿を流しに置いたままにすること、休みの日の過ごし方のすれ違い。どれも、私を傷つけたくなくて飲み込んできた言葉だったのです。

そして...

彼の言い分が、すべて正しいとは思いませんでした。何を言って何を言わないかを彼一人で決めてしまったぶん、私はずっと置いてけぼりにされていた気もします。それでも私は、彼に伝えました。「言ってくれた方が、よかったよ」。リストの『言わないこと』は、二人で一つずつ消していくことにしました。皿のことも、お金のことも、将来のことも、口に出してみれば、思っていたより軽い話だったりします。黙って溜めるより、ぶつかってでも話すほうがいい。あの見慣れない一覧は、今では二人の話すきっかけが詰まった、いちばん大事なメモになりました。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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