
夫婦で何週間も悩み選んだ娘の名前→「え、もう決まってるけど」義母が命名権を奪おうとしてきた話
コラム
この子の名前を決めるのは誰なのか
黙っているわけにはいきませんでした。私が口を開こうとしたそのとき、隣にいた夫が先に言いました。
「母さん、それは俺たちが決めることだよ」
義母は、自分の子に言い返されるとは思っていなかったのでしょう。けれど夫は引きませんでした。私も続けて、「この子の名前は、結です。もう二人で決めました」と、まっすぐ義母の目を見て伝えました。
名前を役所に届け出るのは、親である私たちです。義母がどんな字を用意していたとしても、最後に決められるのは私と夫だけ。その当たり前のことを、はっきり言葉にできた瞬間でした。
そして…
数日後、私と夫は娘の名前を結として役所に届け出ました。窓口で書類を出したとき、これでこの子は結になったのだと、じんわりとうれしくなりました。
義母とは、しばらく気まずさが残りました。それでも、孫を抱く義母の表情は、どこかやわらかくなっていた気がします。後になって夫から、義母にもこの名前にこだわる事情があったらしいと聞きました。
それでも、娘の名前を選んだのは私たち夫婦です。結という名前を呼ぶたびに、二人で頭を悩ませた日々のことを思い出します。この子が、たくさんの人と結ばれていきますように。そう願いながら、今日もその名前を呼んでいます。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























