
彼氏の相談に「別れなよ」しか言わない友人→飲み会で知った友人の本当の姿と、私がついた最初で最後の嘘
コラム
「別れなよ」の本当の意味
その一言で、これまでの「別れなよ」がつながった気がしました。私のためを思っての言葉ではなく、自分を一人にしておきたくなかっただけなのかもしれない。そう気づくと、長く信じてきたものが少し色あせて見えました。
席に戻ったあと、友人はいつものように彼氏のことを尋ねてきました。私は穏やかに笑って、こう答えたのです。
「彼とは、もう別れたの」
本当は別れていません。生まれて初めて、その友人に嘘をつきました。友人はぱっと表情を明るくして言いました。
「よかった、これで元通りだね」
そして...
その「よかった」を聞いて、私の中で答えが出ました。彼女は私の幸せより、私が隣にいてくれることを望んでいた。それが悪いとは言いません。寂しさは、誰にでもあるものだから。
ただ、私はこの関係を一度断とうと決めました。あの嘘は、友人につく最初で最後の嘘。責めるためではなく、自分の気持ちを取り戻すための区切りでした。
それから連絡を取らないまま、一週間が過ぎました。このまま二人は離れていくのだと、半ば覚悟していたのです。
けれどその頃、彼女から一通のメッセージが届きました。画面に表示された名前を見つめながら、もう誰かの言葉に自分の気持ちを預けるのはやめようと思いました。それでも、その一通だけは読んでみようと思えたのです。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























