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どっちも本気で、どっちも選べなかった→俺のスマホが、駅で待つ人に全部を伝えた

コラム

どちらも欲しくて、どちらにも向き合わなかった

同棲相手とは、ここ最近どこかすれ違っていて、待ち合わせの人といるときだけ、素の自分でいられる気がしていました。それでも、長く一緒にいた相手を手放す勇気は持てませんでした。

待ち合わせの人から一度だけ「私たちって、付き合ってるんだよね?」と聞かれたことがあります。あのとき俺は「そういうの、今はっきりさせなくてもいいじゃん」と笑ってごまかしました。言葉にしなければ、責任を負わずにいられる。そう思っていたのです。曖昧さに甘えていたのは、ほかでもない俺のほうでした。

そして…

同棲相手は荷物をまとめて部屋を出ていきました。待ち合わせの人からは、あれきり一度も返信はありません。当然のことだと思います。

俺は二人に誠実なつもりで、どちらにも誠実ではありませんでした。どちらも本気だと言い訳をしながら、結局はどちらも傷つけただけでした。連絡を入れようとアプリを開いては、そのまま閉じる。それを何度も繰り返すうちに、画面の明かりだけが部屋に残っていきました。

(30代男性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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