
「それ、渡し箸っていうんですよ」帰省のたび注意してくる義母へ返した一言
コラム
帰省の食卓で、義母は私の器の持ち方や箸先まで毎回注意しました。
言われない自分になろうと通った教室で知ったのは、義母も守れていない作法です。次の食卓で、私は器の上に置かれた義母の箸を見て口を開きました。
帰省のたびに増える注意
結婚して3度目の帰省でした。義実家の食卓では、決まって義母から注意が飛んできます。「お茶碗は左側に置くのよ」「そのお箸の持ち方、直したほうがいいわよ」。夫は聞き流していましたが、私は箸を動かすたびに義母の視線を意識するようになりました。
義母の家で食べた料理は覚えているはずなのに、味を思い出せないものが増えていきました。帰りの車では、次の帰省まであと何日あるのかを数えていました。
言われない自分になろうと決めた
注意を受け続けるより、注意されない自分になろうと考えました。どうせ習うなら徹底的にやろうと、テーブルマナー教室の和食講座に申し込みました。
器の持ち方、箸の上げ下ろし、椀の蓋を置く場所まで習いました。通ううちに、義母の注意には一般的な作法と、義母の家だけで続いてきた流儀が混ざっていることも分かりました。
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器の上に置かれた箸
























