
「それ、渡し箸っていうんですよ」帰省のたび注意してくる義母へ返した一言
コラム
器の上に置かれた箸
次の帰省では、自分の手元だけでなく義母の箸の動きも目に入りました。義母が箸を器の上へ横に置いたとき、私は湯のみを置きました。
「それ、渡し箸っていうんですよ」
義母は器の上の箸を見たあと、私の顔へ目を向けました。「あなた、どこで習ったの」「教室に通ったんです。徹底的にやろうと思って」そう答えると、義母は箸を箸置きへ戻しました。
そして...
食後、台所で2人になったとき、義母が言いました。
「私も、姑にずっと言われてきたのよ」
義母の注意には、義母自身が受けてきた言葉が残っていたのだと知りました。言い返せたことへのすっきりした気持ちはあります。ただ、義母が箸を戻しただけで、これまでの食卓まで楽しい記憶に変わったわけではありません。
次の帰省でも、私は食卓に着いたら箸置きの位置を確かめると思います。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























