
嫁の既読を待って電話をかけていた私が、息子の一言で気付いたこと
コラム
休みの日に訪ねてきた息子
それから間もなく、息子が家へ来ました。お茶を出しても口をつけず、言いにくそうに切り出します。
「母さん、それ、監視されてるみたいで疲れるって」
既読の直後の電話のことだと、すぐにわかりました。手が空いた合図だと思っていたものは、嫁にとって見張られていると感じる原因でした。私は湯のみを台所へ運びながら、これまでの着信を思い返しました。気遣いのつもりで始めたことが、嫁の負担になっていたと初めて分かりました。
そして...
次に嫁が顔を見せてくれた日、私は先に謝りました。
「迷惑だったのね、ごめんなさいね」
嫁は慌てた様子で首を振り、それから「お義母さん、返事はメッセージでさせてください」と言ってくれました。責める口調ではありませんでした。今は、返事を急かさずに待っています。文章を書くのに時間がかかっても、途中で電話へ切り替えず、メッセージで返すことにしました。送る前に読み返すようになり、電話で話していた頃よりも、相手の都合を考えて言葉を選べるようになりました。
(60代女性・主婦)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)



























