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お迎えのたびに現れては逃げる義母。「孫に会いたかっただけなのよ」の裏に夫の隠しごとがあった

コラム

園の門を出るたび、電柱の陰からこちらを見る義母の姿がありました。息子が手を振ると、義母は背を向けて角を曲がります。夫に相談しても、「悪気はない」と繰り返すだけでした。

「ばあば、いる!」

息子の幼稚園のお迎えは基本的に私が担当し、残業の日は夫に任せています。義母とは結婚当初から折り合いが悪く、会えば料理の味付けや息子の服装について口を出されるため、会う機会を減らしていました。最初に義母を見つけたのは息子です。門を出るなり、「ばあば、いる!」と道の先に手を振りました。電柱の陰に立つ義母と目が合うと、義母は背を向けて角を曲がっていきました。

夫が繰り返した言葉

夕食後、私は夫に義母について話しました。散歩の途中にしては回数が多く、目が合うと逃げる理由も分かりません。

ところが夫は、皿を流しへ運びながら「母さんも悪気はないんだよ」と繰り返しました。なぜ義母が園の前にいるのかを聞いているのに、理由には触れません。

話が終わる前に夫が席を立ったため、義母だけでなく、夫も何か知っているのではないかと疑うようになりました。

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