
同僚を飲み会に誘わない自分を、気遣いだと信じたかった話
コラム
気楽さの正体
誘わなかった理由は、気遣いだけではありませんでした。あの飲み会は、半分が仕事の愚痴の場です。真面目な彼女は、同期の中で唯一昇進している。だから、手を抜かない彼女が同じ席にいたら、口が重くなります。誘わないほうが、私たちには気楽でした。断られた過去は、その言い訳にちょうどよかったのだと思います。言い足したあとの短い沈黙の間、コピー機の排紙音がやけに大きく感じられました。
そして...
数日後、彼女のほうから「お昼、一緒にどうかな」と声をかけてくれました。「うん。行きたい」自分の返事が思ったよりすぐに出たことに、少しだけ救われた気がします。次の飲み会には、彼女も誘いたいと思います。
(30代女性・事務職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























