「そこ高くない?」宿選びを任せた俺→彼女が残り1室を押さえたあと知った、前日との違い

コラム

「いや、そこには行きたい」

「じゃあキャンセルする?」という返信を見て、初めて話がこじれていると気付きました。俺は「いや、そこには行きたい」と返しました。本心でした。行き先に不満はなかったからです。それきり彼女からの返信は途絶え、既読だけがつきました。彼女は今頃、取り消しの画面を開いているのかもしれない。そう思いながら、俺はどこから説明すればいいのか、画面の前で言葉を選び続けました。

そして...

宿のページを検索し直すと、同じ日程は満室の表示に変わっていました。彼女が最後の部屋を押さえてくれたのだと、そこでようやく分かりました。俺は「昨日見た時より上がってたから驚いただけなんだ。ごめん、先に返事すればよかった」と送りました。「値上がりする前に返事くれてたら、2万円台で取れたんだけどね」という返信は、そのとおりだとしか言えないものでした。それでも、返事を後回しにした以上、値上がりした金額だけを見て彼女に文句を言うのは違ったと思っています。今回の旅行には、そのまま行くことになりました。次からは、行き先を探す前に1人いくらまでかを決める。それが2人で決めた新しいルールです。今は宿のプランを開き、当日の夕食を選んでいます。

(20代男性・営業職)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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