
彼のアイコンが突然真っ黒になった日→届いた「しばらく連絡できない」のメッセージに、私は凍りついた
コラム
迷った末に送ったメッセージ
4日目、打っては消していた言葉を全部やめて、聞きたかったことだけ送りました。
「私、何かした?」
送信済みの吹き出しを見て、取り消そうと指を伸ばしかけて、やめました。一番聞きたかったのは、結局これだったからです。
既読がついたのは翌日でした。今度は、間を空けずに返信が届きました。
「何もしてない。俺の問題なんだ。終わったら全部話すから、少しだけ待ってて」
何が終わるのかは、どこにも書かれていません。それでも「何もしてない」の一言を読んで、握りしめていたスマホをやっとテーブルに置けました。
「わかった。待ってる」とだけ返して、画面を伏せました。
そして...
それから1週間、追いかけるメッセージを送るのはやめました。代わりに、彼に話したいことをメモアプリに書きためていきました。駅前にできたパン屋のこと、職場で笑った話。
チャット一覧の彼のアイコンは、その間もずっと真っ黒のままでした。あの色を選んだ理由も、「全部」に何が入っているのかも、私はまだ知りませんでした。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























