
割り勘を1円単位で請求する友人をケチだと笑っていた私→結婚式の受付で知った、積立の正体
コラム
受付で預かったお祝いの封筒の裏に、お金を出した覚えのない自分の名前がありました。式の前に急いで送ったメッセージへ、友人から届いた返事は短いものでした。
グループチャットの通知を開くと、その日の食事代が1円単位で並んでいました。学生時代からの4人で月に1度ほど集まるたび、会計を引き受けるのは決まって同じ友人です。細かいなと思いながら、私はいつも少し多めに送っていました。その多めの分のゆくえを、気に留めたこともありませんでした。
おつりはいらないと言ったのに
「今日は1人3,847円ね」
友人の投稿を見て、送金アプリに4,000と打ち込みました。
「4,000送っといた!おつりいらないよ」
返事はすぐでした。
「153円多いよ。返すね」
「じゃあ誰か結婚したときのお祝いにでも使って笑」
軽い気持ちで返すと、もう1人の友人も親指を立てたスタンプで続きました。笑っている顔の絵文字が並ぶ画面を見ながら、153円くらい受け取っておけばいいのに、と笑っていたのです。
友人は経理の仕事をしています。数字が合わないと気が済まない性分なのだろうと、勝手に納得していました。
1円の請求に添えたスタンプ
別の集まりのあと、友人から個別にメッセージが届きました。
「1円足りてなかったよ」
送金履歴を開くと、確かに1円少ない金額が表示されていました。1円くらい、というのが本音で、1円だけ送り直してお腹を抱えて笑うキャラクターのスタンプを添えました。
既読はすぐについたものの、返事はないまま。忙しいのだろうと、そのまま画面を閉じてしまいました。
ケチだな。口には出さなくても、そう思っていたのは確かです。
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お祝いの封筒に並んでいた名前

























