毎晩22時40分の連絡が0時になった俺→「会って話したい」とだけ返した本当のわけ

コラム

「会って話したい」と送った理由

彼女からは、すぐに「おかえり。何かあった?」と返ってきました。

最後の段落を読むなら、先に彼女に聞いてもらい、いいと言ってもらってからにしたい。そう決めて、俺は返事を打ちました。

「明日、少しだけ時間もらえる?」
「ちょっと聞いてほしいことがあって」

彼女から「何の話?」と届きました。文面で説明すれば、最後の段落のことまで書くことになります。照れくささが勝って、俺は「会って話したい」とだけ返しました。

翌日、「仕事終わったら駅前のカフェでいい?」と送ると、彼女からは「わかった」だけが返ってきました。いつもなら何か一言添えてくれる人です。

その短さで、昨夜の文面がどう読めたのか、ようやく気づきました。

そして...

カフェの窓際で、彼女はアイスティーのグラスを前に座っていました。俺は向かいに座り、テーブルの上で手を組みました。背筋が伸びていたのは、最後の段落を読む緊張のせいです。

「あのさ。送別会のスピーチ、聞いてくれない?」

俺が読み終えると、彼女は「それならそうと書いてよ」と笑い、最後の段落はそのまま読んでいいと言ってくれました。

週末の送別会で、先輩はその段落のところで目元を押さえていました。毎晩22時40分の「帰ったよ」は、先輩が俺にくれた、彼女を待たせないための時刻だったのです。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

彼からの「お前のメッセージ、重いんだけど」に、スタンプ1個で返しつづけた→1週間後、長文が届いた

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