
「え、なんで?」「楽しみにしてたのに」と送った俺→0時に届いた長いメッセージを1週間放っておいたわけ
コラム
誕生日の「おめでとう」は、1週間前から既読のまま止まっていました。彼女から届いた「大丈夫?」に、俺が返したのは短い言葉だけです。
誕生日になった瞬間から、スマホの通知が鳴りやみませんでした。友人、同僚、家族。そのいちばん上にあったのが、彼女の「おめでとう」です。0時ちょうどに届いたメッセージを開いて、俺はそのままスマホを置きました。
返すのが面倒だった長いメッセージ
彼女のメッセージは長く、去年2人で撮った写真まで添えてありました。「大好きだよ」で終わるメッセージに返すなら、こちらもそれなりの返事を書かなければいけません。
その日は、ほかにも「おめでとう」がたくさん届いていました。グループチャットも合わせると、通知は30件を超えています。友人や同僚には「ありがとう!」と短く返して終わり。でも彼女にだけは、短く返すわけにもいきません。
彼女のメッセージに既読のまま何日も返さないのは、これまでもよくあることでした。それでも彼女は、いつも何も言わずに待っていてくれます。面倒だな、と思いました。再来週の週末には、彼女が予約してくれたお店で祝ってもらう予定です。お礼はそのとき言えばいい。そう決めて、チャットを閉じました。
後回しにした1週間
次の日は、友人たちが誕生日の飲み会を開いてくれました。撮った写真をグループチャットに送り、友人たちとは何十回もやりとりしました。楽しくて、彼女のことは頭から抜けていました。
チャットの一覧は、ほかの人とのやりとりでどんどん埋まっていきます。彼女とのチャットは、気づけば画面の下のほうに沈んでいました。
返していないことを思い出す日もありました。でも、今さら長い返事を書くのも面倒で、そのままにしていたのです。
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「大丈夫?」




























