
「読んでるんだから、いいでしょ?」を店の外で読んだ俺→待たせていた友人の1人に聞かれた一言
コラム
店の外で友人5人を待たせたまま、何度かけても彼女の電話はつながりません。ようやく届いたメッセージは、どこかで見覚えのある言葉でした。
「明日の新幹線、何時のがあるか調べといて」。そう送ると、彼女はすぐに時間を調べて返してくれました。彼女が先に送ってきたお願いには、まだ返事をしていません。それで困ったことは、一度もありませんでした。
返さなくても伝わっていると思っていた
彼女とは友人の紹介で知り合い、付き合って3か月になります。
彼女からは「このイタリアン、今度一緒に行きたいな」「駅まで迎えに来てほしい」といったメッセージがよく届きました。読んではいましたが、返事はほとんどしていません。読んだことは既読で伝わる。それで十分だと思っていたのです。
その一方で、面倒なことはつい彼女に頼んでいました。母の誕生日に何をあげるか、服を一番安く買える店。頼めば、彼女はいつもすぐに調べて送ってくれます。俺は「ありがと」と返して、それで終わりにしていました。
「自分の頼みごとだけはすぐ送ってくるよね?」
ある日、彼女からこんなメッセージが届きました。
「私のお願いには返事くれないのに、自分の頼みごとだけはすぐ送ってくるよね?」
責められているようで、しばらく画面を見たまま返事を考えました。
「読んでるんだからいいじゃん」
続けて「ちゃんと見てるって」と送りました。彼女から返ってきたのは「そっか」だけ。分かってもらえたのだと、俺は受け取っていました。
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一度も確認しなかった予約




























