「今度の飲み会、彼女さんも連れてきて」課長が彼女に謝りたかったわけと、俺が隠していた一通

コラム

打っては消した長い説明

店の前で彼女と別れ、2次会の店に入ってすぐ、彼女からメッセージが届きました。

「ねえ、キャンセル続きの彼女って、課長さんに話してたの?」

誤送信のこと、課長が担当を見直してくれたこと。何から書けばいいのかわからず、打っては消すばかりでした。

送れたのは「話したっていうか、ちょっと違う」。彼女に「違うって何が?」と返され、迷った末に送ったのがこの一文です。

「課長のこと、嫌いにならないで。悪いのは俺だから」

彼女からの「明日、ちゃんと聞かせて」に「うん。約束する」と送り、その夜はそれきりでした。

そして...

翌朝、課長に昨夜のことを話すと、「今日は定時で帰りなさい。来週の約束の日は、有休を出しておいて」と言われました。

その夜、待ち合わせの駅に先に着いたのは俺でした。改札を出てきた彼女に、真っ先に伝えました。

「来週の約束の日、有休取った」

店に入ってから、課長とのチャット画面を見せました。「3回目は私のせいだね」の一行を読んだ彼女は、「なんで最初に言ってくれなかったの」と言ってから、少し笑って続けました。「課長さんに、今度は私からお礼を言いたい」

次の飲み会の誘いは、課長の言葉をそのまま送るつもりです。「今度の飲み会、彼女さんも連れてきて」と。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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