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チラ見が「脈ありサイン」でもそこから恋に発展しない理由

コラム

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ひとみしょう


片思いの彼を遠くからチラ見したら彼と目が合う……こんなことが何回もあるのに、そこから恋に発展しないのはなぜ?


チラ見で目が合うのは脈ありサインだと言われているのに、なぜ?

■お互いに気まずい思いをし続けているから

たとえば会社で、あなたの斜め後ろに座っているかっこいい彼をチラ見するとします。横を見るふりをして、目をめいっぱい端っこに寄せて、斜め後ろの彼をチラ見したとします。


当然、彼は「見られている」とかんじます。あなたがどんなに上手に目の端っこで彼をとらえて、「わたし、今、横を見てるんだよん」と思っていても、視線のパワーは隠せないので、どうしても彼はあなたのその視線に気づきます。


気づいた彼が「この子、おれに興味があるんだ」とか「彼女とならつきあってもいいかな」と思ったとします。


で、こういうことが何週間も続き、でも、彼に直接声をかけるきっかけを見つけることができなければ、きっとこの恋はうまくいきません。

なぜなら、お互いに気まずい思いをし続けているからです。

■チラ見?盗み見?

チラ見という言葉って、ホントによくできている言葉です。そこには、ある種のかわいらしさや淡い恋心があります。でも、チラ見の実態って、盗み見ってことですよ。


相手が無防備になっているかもしれないときに、相手の様子を盗み見ることです。それってたとえば、女子の部屋の中を盗撮する盗撮犯と、やっていることとの本質は変わらない、ということです。


部屋の中を盗撮されて、ハダカを見られたとか、寝る前にヘンなかっこうで体操している姿を見られたら、すべてが終わりですよね。

チラ見のリスクって、こういうところにあります。

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