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恋愛が楽しくない「もやっと期」には遊んでおくのが吉です

コラム

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ひとみしょう


恋愛がしんどいと言っている人のしんどさって2パターンあって、1つは自分がどうしたいのかが自分でわかっているけれどそれができないケース。たとえば彼と別れたいと思っているけれど、あれこれ考えて別れを切り出せないケース。


この場合は、精神的に楽になる時期が近いです。彼に別れを切り出せなくて悩んでも、言いたい言葉はやがて、ついポロッと口から外に出ちゃうので(あるいは態度に出ちゃうので)楽になる3秒前みたいなものです。

■恋愛が楽しく思えてくる瞬間

2つ目はかなり重症のケースで、自分がなにをすればいいのか自分でわかっていないゆえにモヤッとしちゃっているケース。このケースの人が案外多いんじゃないのかなと思います。


彼のことは好きだ(と思う)けれど、でもわたしはホントに彼のことが好きなのでしょうか?と、どう答えたらいいのかさっぱりわからない質問をしてくる女子はこのケースです。ざっくり言えば25歳前後くらいまでは、たいていみなさんこのケースです。


このケースの対処法って、もう昔から答えが決まっていて、恋愛以外の面において、自分がなにをしたいのか「自分でわからない」のが、「わかる」ようになれば万事うまくいくんです。


もちろん20歳くらいで自分がやりたいことが明確になっている人だっているし、30歳を過ぎても明確になっていなくて迷っている人もいるから、25歳前後と言い切れないかもだけれど、でもまあ見ていて多いのが25歳前後くらいまでの人ですね。


そういう人は、やがて自分がこういうことをやってみたいとか、こういうふうに生きてみたいというのが明確になれば、恋愛がしんどく思えなくなるのかといえば、なります。そういうのが見つかれば、まずまちがいなく恋愛もそれなりに楽しいものになります。

■恋愛の能力って、みなさんすでに持っているんですよ

良くないのは、今の恋愛がしんどいのを彼氏のせいにすることと、自分になんらかの恋愛の能力が欠けていると思って、自分に恋愛の能力をくっつけようと努力することなんですよね。たとえば自分磨きとか。


そもそも恋愛の能力って、みなさんすでに持っているんですよ。彼氏と一緒にご飯を食べながら楽しくおしゃべりをして、エッチして、ということができる。これが恋愛の能力であって、ほかに恋愛の能力と呼ぶべきものは、じつはないんです。もう少しマジメな言い方をするなら、思いやりと、ハダカになって汗を流すこと――これが恋愛の能力。


マジメな言い方に聞こえなかったかもなので、別の言い方で言うなら、恋愛がしんどい時って自分の未来が漠然としすぎていて、恋愛じゃなくて生きていること自体がしんどい時なんですよね。そういう時はどうする?

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