日付が変わって15分後に届いていた彼の長文→忘れられたと思った私が読み返した、半休の理由

カップル

長いメッセージに書かれていた、半休の理由

目覚ましの音で目を覚まし、枕の下からスマホを引き出しました。彼から届いていたのは、日付が変わって15分後。画面には、スクロールしないと読み切れない長さの文が並んでいました。泣いたまま、いつのまにか眠っていたようです。

1行目は「誕生日おめでとう。」でした。2行目は「遅くなってごめん、充電が切れてた。」でした。いつもの言葉と、遅れたことへの説明。ここまでは、ただの謝罪だと思って読んでいました。

3行目に「明日、午後から会いに行ける。」とありました。私はスクロールする手を止めて、その言葉を読み直しました。日付が変わったあとも、彼は「明日」と書いていました。続きにあった半休の日付は、今日です。会えないまま過ごすものだと思い込んでいた、今日の誕生日のことです。続きには、半休をもらえたこと、そのために残業して資料を仕上げたこと、電池が切れたまま駅の時計を見ていたことが、順番に書かれていました。

そして...

私は「充電、切らさないでよ。」と送りました。既読はすぐについて、「うん。会って謝る。」が返ってきました。

その日の待ち合わせの改札で、彼が最初に見せたのは、充電が満ちたスマホの画面でした。誕生日おめでとうと言われたのは、そのあとです。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

HOT ITEM
  • X
  • Line