
日付が変わって15分後に届いていた彼の長文→忘れられたと思った私が読み返した、半休の理由
カップル
目覚めて枕の下から取り出したスマホには、日付が変わって15分後の受信時刻が残っていました。去年まで一度も遅れなかったおめでとう。その間、彼が何をしていたのかは、3行目のあとに書かれていました。
枕元のスマホには、彼へ送った「今日は早いの?」の既読だけが残っていました。
日付の変わり目に、必ず届いていました
彼とは付き合って3年。お互いの勤め先が離れていて、平日に会うのは難しく、会えるのはほとんど週末だけです。連絡は毎日チャットで、付き合ってから毎年、お互いの誕生日には日付が変わった瞬間におめでとうを送りあっていました。その日も、明日は誕生日だねという話はしていません。言わなくても届く。それを確かめたい気持ちが、私のどこかにありました。帰りの電車で送った「今日は早いの?」は、駅を出る前に既読になりました。返事は、部屋に着いても来ませんでした。
5分待って、10分待ちました
時計の表示が日付を変えても、チャットは既読のまま止まっていました。5分待ちました。去年までは、この数分の遅れさえありませんでした。10分待って、私は去年の自分の誕生日までチャットをさかのぼりました。同じ時刻に、同じ言葉が並んでいました。既読をつけてから返さない人が、日付の変わり目だけ覚えているはずはないと思いました。会えないまま迎える誕生日を、彼はもう気にしていないのだと、勝手に決めつけていたのです。
「おめでとうって、言ってほしかった」と打って、送らずに消しました。スマホを裏返して枕の下に押し込み、電気を消しました。泣いたのは、そのあとです。
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長いメッセージに書かれていた、半休の理由




























