
「あなたには無理よ」お局様に全否定された私のプレゼン→思い切って原案のまま発表したら...
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入社2年目の春、初めて大きなプレゼンを任されました。嬉しさと同時に、胸の奥にはひんやりとした緊張が広がっていた。自分なりに精一杯の資料を作り上げたものの、それが通用するのかどうか、まるで見当もつかなかったのです。
赤ペンだらけの資料を、黙って受け取った
完成した資料を、まずは先輩に見てもらおうと思いました。部署の中でも厳しいことで知られている方でしたが、経験豊富な人に意見をもらうのは大事なこと。そう考えて、「レビューをお願いできませんか」と声をかけたのです。しかし翌朝、返ってきた資料を見て言葉を失いました。ほぼすべてのページに赤ペンが入り、余白には「ここダメ」「やり直し」の文字がびっしり。最後のページには「あなたには無理よ」と一言だけ添えられていた。手が少し震えたのを、今でもはっきりと覚えています。
同期の一言が、背中を押してくれた
昼休み、思い切って同期にそのことを打ち明けました。赤ペンだらけの資料を見せると、同期はしばらく黙ってページをめくり、ぽつりと言ったのです。「これ、修正の指摘、全部見当違いだよ」。驚いて聞き返すと、同期は冷静に一つひとつの赤字を読み上げながら、どこがずれているのかを丁寧に説明してくれました。最後に「原案のほうがずっといい。自信持って出しなよ」と、まっすぐな目で背中を押してくれました。その言葉がなければ、きっと私は指摘通りに書き直していたと思います。
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震える声で立った、あの日のプレゼン






















