
SNSでは"完璧なママ"を演じ続けた私。ママ友が家に来た日、バレてしまった本当の姿
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子どもの園で知り合ったママ友たちの前で、写真に収まるリビングだけを整えて、画面の向こうに理想の暮らしを並べていた日々。誰かを批判していたのは、自分の弱さから目をそらしたかっただけだったんです。
SNSに載せていたのは、たった一角だけ
投稿するのは、いつも決まってリビングの写真でした。白い棚にきちんと並んだ雑貨、季節のお花、ふわっと光が差し込む窓辺。画面に収まるその一角だけが、私の「丁寧な暮らし」のすべてだったんです。でも、一歩キッチンに足を踏み入れれば現実はまるで違いました。シンクには何日分かの洗い物がたまり、調理台にはモノがあふれかえっていました。冷蔵庫の奥には賞味期限が切れたものもちらほら。
クローゼットは扉が閉まらないほどものが押し込まれていて、子ども部屋の床にはおもちゃが出しっぱなし。本当の暮らしは、とても人に見せられるようなものではありませんでした。
誰かを批判して、自分を守っていた
ママ友が「今日のお弁当、冷凍食品で乗り切っちゃった」と笑うたびに、胸の奥が少しだけざわつきました。その気楽さがまぶしく見える一方で、どこか落ち着かない気持ちにもなっていたのです。
「私だって完璧じゃないのに」と思うたびに、つい「お弁当に冷凍食品って、子どものためにならなくない?」「もうちょっと丁寧にやれないのかな」と、少しきつい言い方をしてしまっていました。けれど本当は、自分自身に言い聞かせていただけだったのかもしれません。
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「家に行っていい?」が怖かった日
























