
彼氏の浮気が発覚。泣きながら「別れたくない」と言われたけど、玄関の外には引っ越しトラックが待っていて...
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「話がある」
準備が整った日の夜、「話がある」と切り出しました。彼はテレビのリモコンを持ったまま、不思議そうな顔でこちらを見ました。「別れよう」。一言だけ、落ち着いた声で言いました。彼の顔が一瞬で青くなり、「なんで急に」「やり直せないかな」と早口でまくし立て、最後には泣き出しました。
「別れたくない」と繰り返す彼に、私は黙って玄関のドアを開けました。外には、手配しておいた引っ越しのトラックが停まっていました。
そして…
彼は玄関の外を見て、固まりました。すでに荷物の半分は積み込み済み。残りの段ボールも廊下に出してあります。「2週間前から知ってたよ」。その一言で、彼の涙がぴたりと止まりました。
引っ越し業者のスタッフが残りの荷物を運び出していく間、彼は何も言えずに立ち尽くしていました。トラックが走り出したとき、サイドミラーに彼の姿が小さく映っていました。涙は一滴も出ませんでした。泣く分は、2週間前のあの夜に全部使い切ったから。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























