
「うるさいんだけど」カフェで嫌味を言う常連女性→子連れに厳しかった"本当の理由"
コラム
「お気持ち、分かります」
しばらく迷いましたが、帰り際に女性の席へ近づきました。
「突然すみません。…お気持ち、少し分かります」と伝えると、女性は驚いた表情でこちらを見ました。
私自身も、息子を授かるまでに時間がかかったこと。あのころの焦りや悲しさを、今も忘れていないこと。うまく言葉にはできなかったけれど、女性はゆっくりと頷いてくれました。
それからは、顔を合わせると会釈を交わすようになり、やがて少しずつ言葉も交わすようになっていきました。嫌味を言われていたあのころとは、何かが変わっていきました。
そして…
それから数カ月が経ったある日、カフェで女性が私のそばにやってきました。「実は…」と、そっとエコー写真を差し出してくれました。
「一番最初に伝えたくて」と照れくさそうに笑う彼女の顔を見て、胸の奥が温かくなりました。あのとき声をかけてよかった。ただそれだけを思いました。
息子の小さな手を握りながら、「またここに来よう」と自然に思えた自分がいました。
(30代女性・販売職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























