
毎年「まだ結婚しないの?」と聞いていた姪が連れてきた彼に、何も言えなくなった正月
コラム
心配していただけのつもりでした。でもあの正月、姪の隣に立った青年の一言で、自分がしてきたことの意味を初めて突きつけられたのです。
心配だっただけ
姪が30歳を過ぎても誰かを連れてこないことを、私はずっと心配していました。「まだ結婚しないの?」と聞くのは、幸せになってほしいから。それ以上の意味はないと、本当にそう思っていたのです。
ある年、つい「何か問題があるんじゃないの」と言ってしまいました。姪は笑っていました。だから傷ついていないと思っていた。笑ってくれるなら大丈夫、そう自分に言い聞かせていたのだと思います。
悪気のない言葉
私だけではありません。従姉も「いい人いたら紹介するわよ」と毎回のように声をかけていました。姪はいつも「ありがとう」と答える。だから、受け入れてくれていると信じていました。
今年の正月、姪から「今日は紹介したい人がいるんだ」と連絡がありました。正直、ほっとしました。やっと安心できる、と。リビングに現れた青年は穏やかで落ち着いた雰囲気の人でした。「なんで隠してたの」と、私はつい口にしていました。
次のページへ
突きつけられた言葉
























