
彼が送ってきたメッセージの文末に、送るつもりのなかった一文が残っていた→その内容に涙が止まらなくなった
コラム
付き合って1年4ヶ月。最近の彼のメッセージは、まるで業務連絡のようでした。ある夜届いた短い文面の最後に、見慣れない一行が残っていたのです。
数文字で終わる毎日
彼のメッセージは、いつも短いものでした。「了解」「おつかれ」「明日何時?」。
付き合い始めの頃はもう少し言葉を添えてくれていた気がするのに、いつの間にか用件だけを伝える数文字がほとんどになっていました。
私が5行書いて送っても、返ってくるのは1行。ときには一文字。気にしていないふりを続けていました。返事が来るだけいいじゃないかと、自分に言い聞かせていたのです。
友人には「彼、もともとそういう人だから」と笑って話していましたが、夜ひとりでスマホの画面を見つめるたびに、胸の奥がきゅっと縮む感覚がありました。
文末に残っていた一行
その日も、いつも通りのメッセージが届きました。「今日遅くなる。ご飯は先に食べてて」。
いつもならそれだけで終わるはずでした。でもその下に、もう一行ありました。
「お前のどうでもいい話を聞いてる時間が、たぶん俺の一日で一番好きな時間だと思う」。何度も読み返しました。スマホを持つ手が小さく震えていました。彼がこんな言葉を書くところなんて、見たことも聞いたこともありません。
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「気にしないで」の壁


























