
「あの家の子は塾にも行かせてもらえないの?」と哀れむ声→公立トップ校に合格した日、ご近所が沈黙した
コラム
合格発表の朝
中学3年の3月。息子が県内の公立トップ校に合格しました。「受かった」と息子が言った瞬間、唇が震えて、「おめでとう」と絞り出すのが精一杯でした。
数日後、ご近所のママ友に「お子さん、合格されたんですってね。おめでとうございます」と声をかけられました。「ありがとうございます」と返しながら、その笑顔がどこかぎこちないことに気づきました。あれほど聞こえていた哀れみの声が、ぱたりと止んでいたのです。
そして...
沈黙は、謝罪ではありませんでした。ただ話題が変わっただけ。「すごいわね」と言われるたびに、「かわいそうよね」と言われていた日々が胸をよぎります。
息子の努力を誇らしく思う気持ちと、あの言葉がまだ胸の奥に刺さっている感覚が、同じ場所にあるのです。でも、あの背中を信じてよかった。それだけは確かでした。
(40代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























