
「おはよう」のメッセージを毎朝送り続けて1年→彼から一度も先に送られたことがなかった私が、送るのをやめてみた
コラム
5日目の「会えない?」
金曜の夕方。5日間の沈黙を破って彼から届いたメッセージは、「会えない?」でした。おはようではありません。5日ぶりの彼の言葉がそれなのかと、スマホを握る手に力が入りました。
「急にどうしたの?」と返すと、「別に。暇かなと思って」
5日間何もなかったのに、暇かなと思って。でも断る気にもなれなくて、駅前で待ち合わせることにしました。
そして...
現れた彼の目の下に、うっすらクマがありました。いつもと変わらない顔で「何食べたい?」と聞いてくる彼に、5日分の言葉が喉元でつかえます。
なんでおはようの4文字が送れないのに、「会えない?」は送れるのだろう。おはようひとつで済む話なのに。聞きたかった。でも聞けませんでした。聞いたら、聞きたくない答えが返ってくるかもしれないから。
帰り道、「おやすみ」とだけ送りました。目の下のクマのことが、ずっと頭から離れません。聞けばよかったのか、聞かなくてよかったのか、それもまだわかりません。明日の朝、またおはようを送るかどうか、まだ決められずにいます。
(20代女性・保育士)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























