
「行かないよ」と娘に約束した翌日、私はこっそり廊下から見ていた→娘が言った一言
コラム
私は中学2年生の娘を一人で育てる母親です。夫の単身赴任が始まって2年、娘は反抗期の真っ只中で、私たちの会話はずいぶん減ってしまいました。けれど翌日の参観日、私はある決心をして、約束を破ることにしたのです。
「行かないよ」と返した夜
木曜の夜、リビングで娘に「明日の参観日、5時間目だっけ?楽しみにしてるね」と話しかけました。娘はスマホを見たままで「参観日来ないでって言ったでしょ」と短く返しました。
数か月前から、娘が学校行事を嫌がるのはわかっていました。私は「わかった、行かないよ」とだけ返して、洗い物を続けました。本当は明日のために半休を取っていたことも、行きたい気持ちも、何も伝えませんでした。
娘が自室に戻ったあと、シンクの前で立ち尽くしました。夫が単身赴任になり、私が早朝パートに変えてから、娘との時間は削られてきました。娘の苛立ちは、私の不在のせいでもあるのです。それでも、私はその夜のうちに、一つだけ決めていました。
パート終わりに、私は学校へ向かいました
金曜の朝、私はいつも通り6時にスーパーへ出勤しました。本当は半休にしてもよかったのですが、急に休むと同僚に迷惑がかかります。午前のシフトをこなして、午後に学校へ向かうことにしたのです。
13時にレジを締めて、家には寄らずに自転車で学校へ向かいました。スーパーの制服の上にコートを羽織っただけで、髪を整える時間もありません。それでも、娘に見つからないように、姿を一目見て帰ろう、と決めていました。
教室の前まで来ると、ほかの保護者の方は後ろに並んで授業を見ていました。私はその列には加わらず、廊下の一番奥の壁際に立ちました。教室に入れば「来てしまった」ことになる、入らなければ約束を守れる、と自分に言い聞かせていたのです。
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窓越しに目が合った一瞬

























