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「たかが傘で大げさ」盗んだ友人の言い訳→持ち手のチャームを見せたら、笑顔が消えた

コラム

持ち手で揺れていた、小さなチャーム

私は友人が持つ傘の持ち手を指さして、「持ち手のチャーム、私が付けたものなの」と伝えました。そこには、お店では手に入らない、自分で組み合わせて作った小さなチャームが揺れていたのです。友人の視線が、ゆっくりとそのチャームに落ちていきました。さっきまで笑っていた顔が青ざめていきます。「これ、私の」と言いかけた友人の声は、途中で小さくなっていきました。雨の音だけが、二人の間に残りました。

そして...

友人は傘を私に返し、ごめん、と小さく頭を下げました。その場では、私もそれ以上を口にしませんでした。たかが傘、と笑われた一言が、しばらく耳に残っていたのは確かです。それでも、自分でも意外なほど、怒りは長くは続きませんでした。大切にしているものを大切だと言えたこと、そして友人がきちんと向き合ってくれたこと。次の雨の日、私はあのチャームを少しだけ撫でてから、傘を開きました。

(20代女性・事務職)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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