
後輩の『だれが一番かわいい?』に正論で返した俺→なぜか3日後に店の場所を聞いていた
コラム
「たしかに笑」のあとで
それで終わりのはずでした。なのに俺は、自分が送った2通を後から読み返しました。間違ったことは言っていないはずです。ただ、後輩が写真を送ってきた理由を考えず、正しさだけを返したことが引っかかりました。
3日後の練習で、後輩はコートの反対側にばかりいました。挨拶は返ってくるのに、その先が続きません。俺の返事のせいだと決まったわけでもないのに、シャトルを拾うたび、あの2通が頭の隅に浮かびました。
そして...
練習中ずっと、切り出す言葉を考えてはタイミングを逃していました。2回目の休憩で、やっと口から出たのは、我ながら間の抜けた質問です。
「この前の写真の店、どこにあるの?」
「あ!駅の裏です」
「ありがと。今度行ってみる」
順位をつけない考えは、これからも変わらないと思います。でも、質問の裏側を考えないまま正論だけを返すのは、主義でもなんでもなく、ただの逃げだったのかもしれません。あの2通を打つのにかかった時間は、1分ほどです。店の場所を聞くだけのことに、俺は3日と、休憩を2回使いました。
(20代男性・大学生)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























