
詮索好きな隣人から彼女を守るはずが、俺は彼女自身を傷つけていた
コラム
玄関の内と外
あの日、ドアの外から彼女の声と、あの住人の質問が聞こえました。俺は急いで玄関を開け、彼女の腕を引きました。「すみません、急いでいるので失礼します」部屋に入って鍵を閉めた俺に、彼女は言いました。
「私のこと、そんなに隠したいの」
その一言で、自分のやり方が彼女をどれだけ傷つけていたかを知りました。
「隠したいんじゃない。君を、前と同じ目に遭わせたくなかったんだ」
俺は初めて、前の交際が終わった経緯を全部話しました。
そして...
数週間後、2人で新しい部屋の内見に行きました。日当たりを確かめる彼女の横顔は、玄関の外を一度も気にしていませんでした。守り方を間違えた分は、これから並んで歩く時間で返していくつもりです。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)



























