「時間制限なんて書いてない」4時間仕事する常連客に、店員の私が返した言葉

コラム

札を置いたあとで

閉店後、店長に報告しました。お客様を1人失った経緯として、ではなく、店として何を伝えるかを決めていない問題として。店長は数日考え、混雑時90分の札をテーブルごとに置くことに決めました。通信と電源はそのまま残しています。札を置いてから、以前ほど入口で引き返す人を見なくなりました。あの人の言い分は、今でも半分は正しいと思っています。店が線を引かず、席の使い方を客のマナーだけに預けていたのは、こちらの怠慢でした。書かなければ伝わらないことを、察してほしいと願うのは筋が通りません。ただ、席が限られている以上、書いていないから何時間でもいいという考えにも、私は今もうなずけません。カフェは何をする場所かではなく、限られた席を入れ替わりで使う場所だと思っているからです。

そして...

今は窓側の一番奥にも、ほかの席と同じ混雑時90分の札があります。誰が座っても、私が数えなくても、同じ線が見えるようになりました。

(30代男性・カフェ店員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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