
元恋人の親友と付き合い始めた俺が、仲間のキャンプを急に断った本当の理由
コラム
キャンプのあと、仲間から届いた1通で、元恋人がすべてを察したことを知りました。元恋人とのやりとりに打ちかけた謝罪の続きは、今も送れていません。
仲間から届いたキャンプの参加者一覧に、元恋人の名前がありました。別れてから、まだ3か月ほどしかたっていませんでした。一覧を閉じたとき、俺はもう断りの文面を考え始めていました。
店選びの相談から始まったこと
付き合っていた頃、元恋人の誕生日が近づくたび、店選びを彼女の高校からの親友に相談していました。返事をくれるのはいつも早く、元恋人の好みを話すうちに、相談とは関係のない話まで続くようになりました。手を出したことは一度もありません。ただ、元恋人より先に親友からの返信を開くようになっていた自分には、気づいていました。誕生日の店を決め終えたあとも、親友とのやりとりは途切れませんでした。
だから駅前のファミレスで、俺から切り出しました。
「ごめん。もう、前みたいには好きでいられない」
「別れても友達でいよう」
「うん、そうだね」
友達でいられるとは、本当は思っていませんでした。それでも、仲間との集まりを気まずくしたくなかったし、別れた理由を深く聞かれたくもなかった。あの言葉は、自分がその場を穏やかに終わらせるために選んだものでした。
先に連絡したのは俺のほう
別れて3週間ほどで、俺から親友に連絡しました。付き合い始めたのは、それから間もなくです。元恋人には自分から話す、と親友は言いました。しばらくして届いた「話したよ」という報告を、俺は短い返事で受け取っただけでした。
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仲間に送った短い嘘



























